毎日洗顔してるのに、なんかまたニキビできてる……。そんな経験ありませんか?実は、洗顔だけ頑張っても治らないのには理由があります。ニキビって、皮膚だけじゃなくて「体の内側」や「生活習慣」が深く関係しているんです。今回はその本当の原因を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。
そもそもニキビってどうやってできるの?
ニキビができる流れは、だいたいこんな感じです。
- 毛穴に皮脂がたまる
- 角質で蓋が閉じる
- 菌が増える
- 赤く腫れる
ここで大事なのは、「菌が増える」の部分。ニキビの原因菌(アクネ菌)は、もともと誰の肌にも住んでいる普通の菌です。「汚い肌だから菌がいる」のではなく、毛穴の環境が悪化すると爆発的に増えてしまうんです。
アクネ菌
肌の常在菌(普段から住んでいる菌)の一種。皮脂を好み、毛穴が詰まると増えやすくなる。
治らない本当の原因6つ
寝ている間に肌が修復される。睡眠が足りないと肌が回復できない。
甘いもの・揚げもの・お菓子のとりすぎが皮脂を増やす。
ストレスがホルモンバランスを乱し、皮脂が増えやすくなる。
洗顔しすぎると肌のバリアが壊れ、逆に悪化することも。
肌が乾くと皮脂で補おうとして、毛穴が詰まりやすくなる。
腸内環境が乱れると体の炎症が増え、肌荒れにつながる。
「内側の原因」をもっと詳しく
スキンケアだけ変えても治らない場合、原因は体の「内側」にあることがほとんどです。特に10~20代に多い3つのパターンを紹介します。
①ホルモンバランスの乱れ
思春期や整理前後にニキビが増えるのは、体の中のホルモン(体の働きを調整する物質)が変化するせいです。特に「皮脂を増やすホルモン」が活発になると、毛穴が詰まりやすくなります。これは体の自然な反応なので、洗顔で解決できるものではありません。
②甘いものや白ごはんの食べすぎ
お菓子・ジュース・白米・パンを一気にたくさん食べると、血糖値(血の中の糖分の量)が急激に上がります。すると体が「インスリン」とういホルモンを大量に出すのですが、これが皮脂腺を刺激してニキビを悪化させることがわかっています。
血糖値スパイク
食後に血糖値が急上昇・急降下する状態。甘いものやGI値の高い食品で起こりやすい。
③おなかの調子が肌に影響する
おなかの中には何兆もの菌が住んでいて(腸内細菌)、体全体の健康に影響しています。この菌のバランスが崩れると、体が炎症を起こしやすくなり、ニキビにも悪影響が出ることが最近の研究でわかってきました。便秘が続くとニキビが増える、という経験がある人はこれが関係しているかもしれません。
よくある勘違いと正解
よくある思い込み
ニキビは汚い肌のせい。もっと洗えば治る
実際のところ
洗いすぎは逆効果。1日2回、やさしく洗うだけでOK
よくある思い込み
乾燥肌はニキビができない
実際のところ
乾燥→皮脂増加→毛穴詰まり でニキビになりやすい
よくある思い込み
チョコを食べたからニキビができた
実際のところ
1回食べただけで出るわけじゃない。食習慣全体が大事
今日からできること
□洗顔と朝と夜の2回まで。ゴシゴシ洗わず、泡で包んで流すだけでOK
□甘いジュースやお菓子を食べる習慣があるなら、少しだけ減らしてみる
□できれば7時間以上寝る。夜中まで動画やスマホを見るのをちょっと控える
□ヨーグルト・納豆・味噌汁など発酵食品をとって、おなかの調子を整える
□3ヶ月以上治らないなら、皮膚科へ。保険が使えて、薬でかなり改善することも多い
ニキビは「不潔だからできる」わけじゃありません。ホルモン・食事・睡眠・ストレスが複雑に絡み合った結果です。まずは「洗顔以外」のことにも目を向けてみてください。生活習慣を少し変えるだけで、肌は思ったより素直に応えてくれます。

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